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質問

天使学とは何ですか。?

答え


天使学とは天使(御使い)に関する研究分野です。今日では、天使に関する非聖書的な見解が数多くあります。天使のことを死んでしまった人間たちだと信じている人たちもいれば、 非人間的な力の源だと信じている人たちもいます。さらには、天使の存在を完全に否定する人たちもいます。天使学を聖書に従って理解すれば、これらの誤った考えは正されます。 天使学は聖書が御使いに関してどう述べているかを教えてくれるもので、御使いたちがいかに人類と関わり、神の目的に仕えているかを研究するものです。以下に天使学における重要な点をいくつかあげておきます。

御使いたちについて聖書には何と書かれているでしょうか。御使いは人間とは全く異なる種類の存在です。人間がその死後に御使いになることはありません。御使いもまた人間になることはなく、過去に人間であったことも決してありません。神は、人類を造られたのと同様に、御使いたちも創造されました。

御使いたちは男性でしょうか、それとも女性でしょうか?聖書では、 御使いたちの性別が男性であるとも女性であるとも、必ずしも裏付けされていません。聖書中で御使いに性別が「割り当て」られている場合は常に男性であり(創世記19:10,12;ヨハネの黙示録7:2; 8:3; 10:7)、御使いたちに名前が与えられているのはミカエルとガブリエルのみで、一般的に男性の名前と考えられています。

私たちには守護天使がついているでしょうか。信者を守ったり、何かを知らせたり、人々を導いたりして、良い御使いたちがだいたいにおいて神の子たちに 仕えていることに間違いはありません。難しいのは、それぞれの人物、あるいはそれぞれの信者に割り当てられた御使いがいるかどうかという問題です。

主の使いとは誰・何のことでしょうか。「主の使い」が何者なのか、聖書には正確には明かされていません。 しかしながら、その正体に関しては重要な「手掛かり」が数多くあります。

ケルビムとは何でしょうか。ケルビムは天使でしょうか。ケルビムは、神を崇め、賛美することに従事する天使です。神への賛美を歌うことに加え、ケルビムはその姿によって、神の威光と栄光、また神が永遠にその民とともにいてくださることを思い起こさせてくれる役割も果たしています。

セラフィムとは何でしょうか。セラフィムは天使でしょうか。聖書の中で唯一、明確にセラフィムについて触れている場所はイザヤ書第6章です。セラフィム(「燃え盛るもの」)は、預言者イザヤに与えられた、神殿におられる神の幻に伴う天使です。

天使学は、御使いたちに関する神の視点を教えてくれます。御使いたちは、神を崇めて神に従う、人格を持った存在です。神は時折、人類の歴史に「介入する」ために御使いたちを遣わされます。天使学は、神の御使いたちとサタン及びその悪魔たちとの間に戦いが存在することを私たちに認識させてくれます。天使学を適確に理解することは非常に大切なことです。私たちが、御使いたちも私たちと同様に造られた存在であることを理解すれば、御使いを崇めたり御使いに祈ったりすることが、神のみに属する栄光を神から奪うことであることがはっきりと分かります。私たちに代わって死ぬために御子を遣わしてくださり、私たちのことを愛し、私たちの面倒をみてくださり、私たちが崇拝するのにふさわしい唯一のお方は神であって、御使いたちではありません。

天使学において鍵となる聖句はヘブル人への手紙1:14です。「御使いはみな、仕える霊であって、救いの相続者となる人々に仕えるた

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